ようこそ!
by yuki_tada1203
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
ブログパーツ
  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
その他のジャンル


すべてのプロセスをよろこび、たのしむ。(ダンス公演を終えて)

昨年末から、まりさんと一緒に準備をすすめてきたダンス作品の
お披露目が、昨日、無事に終わりました。
でも、お披露目が終わった後も、
わくわくする気持ちがずっと続いています。
応援して下さったすべてのみなさんをハグしてまわりたい、
そんな気持ちです。

もって生まれたこの身体で、器用に美しく踊れるわけでもなく、
若くもない私たち。
だったら、準備だけは抜かりなくしっかりやろうよ!と、
日曜の朝早起きして体育館で動いておしゃべりしてご飯食べて。
なんとも順調に、楽しく稽古は進んでいきました。

誰かと一緒の「ものづくり」が、決して一筋縄ではいかないことを、
まりさんも私も、それぞれの経験の中で、
たぶんもう十分に知っていました。
でも、作品づくりも稽古も、ほんとに楽しく順調に進んでいました。
下見の日までは。

「伝わらない。」
セッションハウスのスタッフの方々への下見を終えて、
プログラム・ディレクターの直子さんから頂いたのは、
この言葉でした。
本番4日前の夜のことです。さあ、どうする?何ができる? 
私たちの本当の”勝負”は、そこから始まりました。

突然、まりさんと私の間の意思疎通が難しくなりました。
熟考したい「水」のまりさんと、
考えをすぐに伝えたい「火」の私と、
作品を想う気持ちは同じはずなのに、
不穏な空気が漂いはじめました。
不穏が最高潮に達したのは、
やっと一緒に動く時間が取れた本番当日の朝でした。

出来上がった(と思っていた)作品コンセプトを崩すことなく、
どうやって「伝える」工夫を組み入れていくのか?
限られた時間のなかで、私たちにできることは?
冷静に冷静にと心の中で自分に言い聞かせ、
なんとか妥協点を見出そうと努めました。
この期に及んで決裂なんかしちゃいけない… 
それはあまりにも情けない…

そして、まりさんと私は、ひとつの「山」を越えました。
それを支えたのは、お互いの作品への想いと、ダンスへの想い。
これまで共有した時間、築いてきた信頼関係のおかげでした。

公演を終えた後、直子さんから頂いたのは
「おめでとう!」の言葉でした。そして、「振付って、
相手の身体と心を通して、自分と向き合うことなのよ。」と。
大きな、大きな言葉です。
こんなに大きな、存在を賭けた、肚の底からの言葉を
真摯に投げかけて頂いたことの有り難さに、打ち震える想いです。
感謝しかありません。

山も、谷も、すべてのプロセスが素晴らしい。
出会えて、共にいることが素晴らしい。
いま、心からそう思っています。
[PR]
# by yuki_tada1203 | 2014-03-31 00:09